ダイエット+運動の必要性

近年日本は豊かになり、食の欧米化によって高脂肪、高たんぱく、高エネルギーな食事をするようになりました。
その結果、お腹周りに脂肪がつく中心性肥満になる人も増えてきました。
中心性肥満になると高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を合併しやすくなり、中心性肥満に以上の症状が幾つか見られる人をメタボリックシンドローム、またはその予備軍であると言われています。
体重の減少をするだけで血圧、血中脂質、血糖などの値が改善する例もあり、メタボリックシンドロームやその予備軍の人はダイエットして体重を減らすことが大切です。
ダイエットで大事なことは、食事制限と運動の両方をすることです。
食事制限では自分にあったエネルギーの範囲内でバランスよく食材を選んで食事をとる必要があります。
肉ではなく魚を選んでみたり、パンから玄米に変えてみたり、揚げ物ではなく煮物にしたり、牛乳などを低脂肪のものに変えたりするなどしてエネルギーを減らす方法があります。
さらに食事の内容を深めると、燃焼を手助けするビタミンB1やお腹の調子を整える食物繊維などの栄養素を含んだ食材を取り入れる工夫もありますし、夜8時以降に食事をしないという食スタイルの変更もできます。
食事制限だけでも体重の減量に効果はみられるかもしれませんが、それだけでは効果的に体重を落とすことはできません。
大切なのは運動をすることです。
なぜ運動が大切かというと、筋肉の消費エネルギーが重要な役割を果たしているからです。
食事から取り込んだブドウ糖や脂肪を主に燃焼して消費するのは筋肉です。
ふだん何気なくしている動作でも人は結構なエネルギーを消費しているものですが、運動によって負荷をかけると消費エネルギーはさらに高まります。
筋肉が鍛えられると基礎代謝も上がり、生活している間のエネルギーの消費も行われやすくなります。
特にダイエットに向いている運動は有酸素運動です。
これはジョギングやウォーキング、水泳などを指しますが、酸素を使うことによって筋肉で脂肪が燃焼されるため良いとされています。
仕事で忙しいという人でも生活の中に運動を取り入れることも可能です。
例えば、電車通勤の人なら一駅歩いて通勤したり、エレベーターではなく階段を使うなども運動になります。
ダイエットをして生活を変えるとだんだん自分の体をコントロールすることが楽しくなりますし、生活も充実してきますので、始めは少し億劫かもしれませんが、仕事も人生も体が資本ですので、食事制限と運動で健康的な生活をして病気に負けない体を作っていきましょう。